最近の注目すべき知財高裁判決
2023/09/08|新着情報
「コメント配信システム」の発明の実施行為に関し、特許権侵害差止等訴訟の原判決一部変更の判決が出されました(令和5年5月26日)。 (判決概要)サーバとネットワークを介して接続された複数の端末装置を備えるシステムの発明(特許第6526304号)について、日本国外に存在するサーバと日本国内に存在するユーザ端末からなるシステムを新たに作り出す行為が、発明の実施行為として、特許法2条3項1号所定の「生産」 ...
2023/09/08|新着情報
「コメント配信システム」の発明の実施行為に関し、特許権侵害差止等訴訟の原判決一部変更の判決が出されました(令和5年5月26日)。 (判決概要)サーバとネットワークを介して接続された複数の端末装置を備えるシステムの発明(特許第6526304号)について、日本国外に存在するサーバと日本国内に存在するユーザ端末からなるシステムを新たに作り出す行為が、発明の実施行為として、特許法2条3項1号所定の「生産」 ...
2023/07/07|新着情報
”Zoom”(セミナーやミーティングをオンラインにより開催できるアプリ)が重宝されている。このZoomを含む商標出願が我が国で300件ほどもある。本家本元の米国Google社が登録を受けるも、それよりも前に類似か否か判断が分かれる登録商標があり、侵害等の訴訟で係争中である。一方、”CHAT GPT”(生成AIのアプリ)も最近とみに注目されている。このCHAT GPTを含む商標出願は我が国で5件のみ ...
2023/05/23|新着情報
2023年6月1日に施行される同制度により、欧州特許の特許権者は、登録日から1ヵ月以内に請求により単一特許(UP)とすることができます。欧州特許を、ドイツ、フランス、イギリス等、少ない国での有効化でよい場合は、従来通りの有効化の方が安価です。他方、多数の国で有効化したい場合は、単一特許(UP)取得の方が一つのEU公用語の翻訳文提出のみでよく翻訳文提出費用が安く済む可能性があります。全ての欧州特許を ...
2023/04/11|新着情報
我が国の実用新案出願は特許出願に較べて極端に少ないのに対し、中国の実用新案出願は特許出願と同等数あります。ライフサイクルの短い商品のアイデアなどについては、少ない費用で保護を受け得る、実用新案または意匠出願を戦略的に取り組むべきでしょう。出願の可能性などについてeメールでご気軽にお問い合わせください。
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